狩猟コース無事終了!

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冬キャンプの狩猟コースが無事終了!野生動物と向き合うとても濃い二泊三日を過ごしました!

今回のテーマは狩猟。三日間、毎日山へ行き、くくり罠の設置、そして見回りを繰り返しました。動物の気持ちになって山の中の道なき道を歩き、その動きを予想して罠を設置する場所をみんなで話し合って決めていきました。今回は獲物はゲットできず残念でしたが、獣道の探し方や動物の足跡や糞など、自然の中に残された色々な手掛かりを子どもたち自身で見つけられるようになっていきました。河原での焚火や焼き芋、かくれんぼも楽しかったですね~!

三日目には解体施設を見学しました。以前に獲れていた小さめの猪の解体のお手伝いと、解体施設を運営されている中村さんのお話を聞かせていただきました。最初は怖がっていた子も、猪の体のつくりを教わりながら少しずつ皮剥ぎをしていきました。なかなか見ることができない貴重な体験でした!

ちなみに食事は全て子どもたち自身で自炊でした。食材を見ながらみんなでメニューを決めて役割分担をしました。カレーや鍋、目玉焼きなど、スタッフがあまり手を出すことなくみんな手際よく食事作りをしていたのには驚きました!特に二日目の夜に食べた鹿肉のステーキは絶品!ほとんどの子が初の鹿肉でしたが、「こんなにおいしいの!!」と驚いていました!

このコースの一番の目的は「狩猟の技術や知識を身に付けること」ではなく、狩猟という生業を通して「自然を細かく観察したり、野生動物の生活やそれらを食料としていただくことの重みを感じてもらうこと」にありました。普段食べているお肉も同じように動物の命を絶ち、解体し、調理されています。今回のキャンプを通してその過程を知り、食べ物へのありがたみも少しでも深く感じてもらえると嬉しく思います。

また一緒に山を探検しよう!

大ボス あだっちゃん